ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団をクリアしたのでえーよんの独断と偏見でレビューをしたいと思います。
目次
長所
先が気になる魅力的なストーリー
ストーリーは控えめに言って最高でした。個性的で魅力的なキャラクター達が織りなす絶望的な世界で「こんな状況もう鬱エンドしかないのでは?」と何度も絶望的な状況に陥りながらのどんでん返しや、先に進むにつれて明らかになっていく謎や複線の回収など素晴らしいの一言です。
ただ性的な表現やゴア表現はもしかすると人を選ぶかもしれませんが、個人的にはそういう表現も含めて最高のストーリーだと感じました。
絶望しかないこの世界に救いはあるのだろうか…
職業を選び自分だけのオリジナルチームが作れる
チームを作成するにはファセット(職業)からキャラクターを選び作成します。初期で8種類、その後追加で4種類の計12種類、さらにその12種類の裏ファセットがあり合計でなんと24種類もの職業があります。これらの職業から役割やシナジーを考えながらチームを作るのは時間が溶けるほど楽しいと感じました。
ちなみに男女の違いは見た目だけなので自分の好みでキャラを選べるのも良いところ
いろんなスキルを覚えて自分だけのキャラを作れる
作ったキャラクターはストーリーを進めると別の職業に生まれ変わる「魂移し」ができるようになります。これにより初期ステータスやスキルポイントにボーナスが付いたり、覚えたスキルを引き継いだ状態で別の職業に就くことができるようになります。
これにより「打たれ弱い魔法使いに一度だけ死亡ダメージを耐えられるスキル」を付与したり「連続攻撃ができる職業に敵防御力〇%無視」を付けたりということができるようになります。
この「魂移し」を繰り返すことでいろんなスキルを覚えたり、基礎ステータスを強化していくのがガレ魔女の育成の基本になってきます。
終盤は敵の攻撃で打たれ弱いキャラは一発でHP溶けるので防御系のスキルは覚えさせたい
ファセットのイラストが魅力的(画像付き)
紳士としては最も大切なところで1つの職業に3つのビジュアルタイプ(違った見た目)があり、その3つに4色のカラーバリエーションがあります。美少女キャラ大好き!という人ならきっと好みのビジュアルが見つかるし、そんなキャラクターたちを引き連れて冒険できるだけでもう最高です。
職業が多いので今回はえーよんの好みのファセットのビジュアルタイプとカラーバリエーションを載せておきます。もちろんここに載せている以外のキャラクターもいっぱいいるので必ずみなさんのお気に入りの女の子が見つかると思いますよ!
(ちなみにボイスも1つの職業に3種類とダンジョンなどで入手できるEXボイスの4つがあります)
「アステルクロウのビジュアルタイプ1」えーよんの最推しファセットです。
「アステルアーシェのビジュアルタイプ2」裏ファセットなので序盤は選べません、タイツは尊い…。
「シノマシラのビジュアルタイプ1」攻撃力と耐久力に優れ褐色でヒンヌーでよくお世話になりました(戦闘で)。
「シアトリカルドルチェのビジュアルタイプ1」こちらも裏ファセットで序盤は選べません、何の問題も無い健全な見た目のファセットです。
「プリマリーパーのビジュアルタイプ1」追加ファセットでストーリーを進めると選べます、プリマの衣装は下着ではないのでエ〇くありません。
好きなキャラにエ〇設定ができる!?フレーバーテキスト!!!
戦闘やストーリーとは一切関係のないただの自己満足、脳内設定、妄想、それがフレーバーテキスト!この機能を使えばキャラ同士の関係性、生い立ち、えーよんのような変態紳士であれば作成キャラすべてを自分の嫁にするなどなんでもやり放題な機能…それがフレーバーテキスト!刺さる人には深く刺さる機能だと思います。
えーよんも美少女と一緒にスプラッター映画を見たいのだ…。
短所
ストーリーが気になるのに敵が強くて育成を強いられる
「時間を掛けてキャラを強くしたい」「強敵と緊張感のある戦いをしたい」人はいいかもしれませんが、自分はある程度育成をしたら早くストーリーの先を見たいと感じていたので強敵を倒せずに育成を強いられる状況はストレスを感じていました。
難易度を下げる選択もありますが難易度を下げたとしても、まったく育成せずにサクサク進むということは無理なのである程度育成に時間を使うことは覚悟した方がいいと思います。
一部のランダム生成のダンジョンが長くてしんどい
一部のダンジョンはランダム生成されたマップをひたすら進んで行く形のものがあるのですがこれがとにかく長い…そして景色も代り映えしないので単調さを強く感じました。
もちろん敵の経験値が多かったり、強い武器を拾ったりする楽しみもあったり、きちんと中継ポイント(脱出してもその階層から再スタートできる地点)もあったりするのですが、まぁこれはけっこう根気が必要かもしれません。とくにラスボスのダンジョンはアプデで楽になったとはいえ攻略サイトを見ながらやることを強くオススメします。
ラストダンジョン3651階あるってよ…ちなみに自分はエレベーター(数百階一気に進める)がけっこう出現したので4時間ぐらいで踏破できましたが二度とやりたくないです…。
総評
美少女大好き目線から見ると魅力的なキャラクターやファセット(職業)、フレーバーテキストでのオリジナル設定、性的表現やゴア表現も含めて最高に満足させてもらいました。
戦闘面でも手ごたえがあったり、自分だけのチームやキャラクターを育成する楽しみ、スキルやキャラ同士のシナージーを考えたりとRPGの面から見ても非常に良い出来だと思います。また難易度が選べるのも遊ぶ側としては好感を持てました。
しかしレベリングの必要性や一部の無駄に長いダンジョンなどはやりこみ系ゲームが苦手な自分としては苦痛を感じる部分ではありました。
結論としては美少女が大好きでファセットの見た目が可愛いと感じても、レベリングややりこみ要素に苦痛を感じる人はオススメしませんが、そこに苦痛を感じないのであれば絶対に買って損はないゲームなのでオススメします。
(ちなみにえーよんはのんびりプレイで全クリまでに100時間ぐらいかかりました)